毎日のこと

英語について。子供のこと(大きくなってから彼女が自分の性質や強みや弱みを理解できる助けになればと思い日々書き留めたいと思います。)

「子どもを信じること」 を読んで。

子供に対してどうやって接するか、甘えさせる、しつける、教育についての程度について
考えていたときに読んでいました。

この本の賛否両論あるであろう部分&衝撃的なのは
アイスクリーム食べ放題というところですが、

私が気をつけようと思ったのは、こどもの楽観性を潰さないように。というところ。

楽観性があるから、はじめて世の中に出て行ける。」という部分に共感しました。


私の場合ですが、自分に自身がないときに(おそらく小学生くらい)
母に「私は顔が可愛くないから」というようなことを言ったときに、瞬時に「母が私の子供なんやから可愛くないはずない。」
と言ってくれて心が晴れました。母がすごく素敵だからとか言う理由ではなく、
母の子供だから可愛いというのは、母の子として生まれたときから死ぬまで可愛いということで、
つまり理由はなく何が何でも可愛いのだというメッセージを受け取ったのです。
そのときに私は楽観性を手に入れられたと思います。

可愛くなるよう努力しよう的なことを言われていたら、悪い意味で違ってしまっていたと思います。

以下、本を読んで思ったことを書いていきたいと思います。

チャンス

全体を通して愛情をかけるチャンス、寄り添うチャンスなど、チャンス言う言葉が多くでてきます。
著者から見ると愛情かけてるつもりで伝わっていないことがそれぐらいに多く、チャンスという言葉が適切なのかもしれない。
私も「チャンス来たー!」と思って、伝えていきたい。

邪魔しない、奪わない。

教えるとか、しつけとかに力を入れがちだけど、邪魔しない、奪わないということに注力していこうと思います。

自分の気持ちを伝えること、コミュニケーション

嫌なことを嫌と言える体験やその希望が聞き入れられるという体験を積むということがが大切。

相手に自分のしたいことを伝えること自分の欲求を知り、それを誰かに伝えて叶えるために、
相手の表情や場の雰囲気、人間関係を見極めるのである。
感謝の思いを伝えるなどコミュニケーションの技術を試行錯誤しながら獲得することが大事。
先日保育園でコミュニケーション能力が高いと褒められたので、健やかに成長してくれているのかなと安心しています。

言葉を大切に使う

〇〇しても良いし〇〇しても良いよという声掛けは、どちらかに決断せよという意味です。

ついつい言ってしまいそうなので気をつけようと思いました。言葉を大切に使いたいと思います。

子供より先に進まない。(自分で考えてみろ、どうしたらいい?という言葉は自分で考えろと命令している。)

秘密を守る、評価をしない。(それは良かったね、もっとがんばらないとね。などの言葉で評価しない)

子供を個人として敬う

子供ができていないことを探して指摘する行為は、自立しようとする子供にその未熟さを確認して指摘してやろうとする気持ちが潜んでいる。

子供の彼女に電話する、部屋を勝手に掃除するなどの行為は、
自分の子供の個人的な領域を敬う気持ちを持つことができていない。

防具を手に入れようとしているところを邪魔しない。

不登校の子が外に気持ちが行きだすと、洋服やメイクグッツなどをほしがるそうです。
それはメイクという防具を買って外に出ようとしている。

子供の言うとおりにしろというわけではない。

なんでも、子供の言うとおりにするのかというとそうではないということが
後半の「子供はみな衝動的である」の章に書いてあります。
子供が朝の準備も終わり、さあ出掛けようと言うときに、おもちゃで遊びたがることがありますよね。それは親を困らせたいと思っているわけではありせん。そんなときに叱って無下に連れて行くと、ごくやりたいことがあったのに我慢させられたという不満が生じ自己効力感に影響があるかもしれないということです。
連れて行くという結果は同じですが、泣くことになったとしても子供の意に沿わないことをさせてしまっていることを親が理解して子供に「遊びたかったな。でも今はお出かけしないといけないから、帰ってきてからにしような。」というようにお話しをすることが大事だということです。

アイスクリーム食べ放題

アイスクリーム食べ放題にして、その間、親は小言をいわないと決めることで、どれだけ小言を言いそうになるか親が自覚するという意味合いが強いのかな。と思いました。また今まで小言をいっていた親が本当に変わったのかを子供も、確認しているのではないかな。と思います。

子どもを信じること

子どもを信じること