毎日のこと

英語について。子供のこと(大きくなってから彼女が自分の性質や強みや弱みを理解できる助けになればと思い日々書き留めたいと思います。)

返し読みしないようになるおすすめ本

返し読みしちゃだめ!といわれてもどうやって?という部分が書いてある書籍って
あんまりないと思うのですが、その部分に答えてくれる本でした。
ネイティブの感覚的な原則を説明してくれています。
私にとっては、腑に落ちる本で、ぼやっと疑問に思っていたところも
感覚的な部分で解決されました。
関連本もぜひ読んでみたいと思っています。

以下は私が付箋を貼ったところ。

①英語は配置こそすべて
英語は並べると説明→後ろが前を説明します。

②なぜwant 人 toの形をとるのか。似たような意味のhopeはその形をとらないのか。
動詞の意味をわかることが大事。
want は実現への差し迫った欲求をあらわす圧力が高い言葉。(彼女にしてほしい等I want her to〜)
hopeは希望について述べている(報告している)だけ。逆にwantは報告する形である、I hope that〜の形はとれない)

③否定疑問文notを勘定にいれない。

「好きじゃないの?」とたずねられると、「うん。好きじゃない」と答える。
英語だとDon't you like it?(好きじゃないの?)とたずねられたら、No,I don't.(好きじゃないよ)
つまり Don't は無視してyou like itのところだけに反応するようにする。

④前という場所は後続する表現を限定する位置。

例えば、red jaketはジャケットを赤いもので限定している。

頻度副詞は動詞の前が基本位置。
alwaysなどは述語の意味を狭く限定するから。

They always go to church on Sundays.

⑤notはいつも右側を否定

someはいくつかのではない。ぼんやりと存在がわかるくらいの内容。
日本語のいくつかのに近いのはseveral

⑥分子構文は物語モード(インパクトを与える形)

Climing over the fence,he ripped his pants.

When he climbed over the fence,he ripped his pants.

分子構文のほうは
「フェンスを乗り越えたときなんだ、破いたのは」というかんじ。
Whenからはじまるほうはもっと平たい感じ。

⑦That は聞き手の注目を導く
I think that we could turn a blind eye on this occasion.
今回は大目に見てや手もいいと思いますが。

I think they trust me.
奴ら俺を信じていると思うぜ

thatが入ると「何を考えているかというと、、」といった具合に聞き手の注目を集めている。
that がない文章のほうは、短く畳み掛ける内容で、丁寧に導く必要がないような内容。



過去形は今と切り離されていて、
現在完了形は過去から現在に近づいてくるダイナミックな深みがある。現在形 は今の状況についてだけ述べている平たい文。


過去完了は過去より前の時点を表すのではなく、過去の時点から振り返る。


進行形は、活動レベルの高い動詞が進行形になる。しているという日本語訳になるものが、進行形と思わないほうがいい。持っているという意味で使うときのhaveはhavingにはならない。食べているというときは、havingになる。
I was having dinner.はオッケー。
I was having a pen.はおかしい。